ピアノに関するQ&A ー 演奏本番のコンディション1

こんにちは。ダリ・インスティテュート音楽教室ピアノ講師の塩川正和です。

「ピアノに関するQ&A」第26回目になります。

今週も月〜金の5回に分けて、私がこれまでに受けてきたピアノに関する技術的な悩みや疑問等の質問を一問一答の形で投稿していきます。


 

Q:本番に手の震えが抑えられないのですが、どうにかする方法はありますか?

 

A:(講師  塩川)演奏の際の精神状態のコントロールは誰にとっても難しい問題だと思います。

緊張というのはほぼ間違いなく心理的要因です。少しでも症状を和らげてくれるであろう方法を二つほどご説明します。

一つは、弾く曲を完全に把握しておくこと。片手練習、アナリーゼ、部分練習、考えられる全ての練習方法を試して、「この曲で失敗する光景が想像できない」というところまでくれば、鍵盤に手を置いた瞬間に震えは止まります。例えるなら、その曲の楽譜を自分自身の記憶を頼りに細部まで記譜することができれば完璧です。

もう一つは、荒療治となりますが人前で大失敗をしてみること。結局のところ、演奏の緊張の原因は恥やプライドが傷つくことに対する恐怖などが発端となることが多いです。それならばいっそのこと、実際に自分の思うところの「赤っ恥」をかいてみれば、なんだ意外と想像していたより大したことないな、と思えるかもしれません。それに一回でも気づいてしまえば震えは何をすることもなしに自然と消えてゆきます。

 


 

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ダリ・インスティテュート「ピアノ教室」
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