ピアノに関するQ&A ー 演奏本番のコンディション2

こんにちは。ダリ・インスティテュート音楽教室ピアノ講師の塩川正和です。

「ピアノに関するQ&A」第31回目になります。

今週も月〜金の5回に分けて、私がこれまでに受けてきたピアノに関する技術的な悩みや疑問等の質問を一問一答の形で投稿していきます。


 

Q:本番の時に自分の演奏に集中できず客席から聞こえてくる物音や自分のミスタッチなどに気をとられて記憶してしまいます。本番前に別の演奏者の演奏が頭に流れてきてしまい怖いです。

 

A:(講師  塩川)どちらかというと意識が外に向かうタイプなのだと思います。これはその人の気質の問題ですので、それをどうにか直そうとするより有効活用する方がよろしいかと思います。

客席で物音がしたという事実を演奏中にも関わらず気づけたということは、良い意味でとらえると自分の音が会場でどう響くのか、また自分の演奏で聴衆がどのような反応を示しているかを観察する能力が高いということです。

ピアノ奏者は基本的に自前の楽器での演奏が出来ず、音量やタッチ、ペダリングなどの具合はその場の環境に依存します。よって、会場でのゲネプロ、もしくは本番の演奏最中に確認を行いつつ微調整をしていく必要があります。

逆に自分自身に没頭できるタイプは、ほぼ普段通りに近い演奏を行うことができますが、会場の空気感や音の反響へなかなか意識を向けられないというデメリットがあるように思います。こればかりは一長一短ですので、己の持ち味を伸ばす方向で考えるといかがでしょうか。

 


 

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ダリ・インスティテュート「ピアノ教室」
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