ピアノに関するQ&A ー 基本的な練習について14

「ピアノに関するQ&A」第90回目の投稿です。

 


 

Q:腱鞘炎などで手を壊さないためには、どういった練習をした方がよいでしょうか。

 

A:(講師  塩川)まず何よりも無理をして練習しないこと、そして癖のある弾き方をしないことです。

私は専門的な医者ではないので医学的に確証のあることを述べることは難しいのですが、思うに腱鞘炎やジストニア等の身体的な不具合の発端はほとんどが精神的なものに起因すると感じます。

結果を焦って根詰めで練習してしまい、指の怪我をした方を沢山知っていますが、本人たちはその原因を無視してひたすら悲観に暮れる事が多いです。怪我をしてしまえば練習など当然できなくなります。「過ぎたるは猶及ばざるが如し」というように、やり過ぎは結局何もやってない、つまり怠けてサボっていることと同じことになってしまいます。

また、ピアノはあらゆる楽器の中でも導入が最も易しい楽器ですが、最初期に悪い奏法の癖をつけてしまうと後々直すのがかなり厄介となります。巷では少々不可解な演奏方法も存在し、それによって手の故障が増えているケースが多い気がします。

最も適切な演奏方法とは、「自分自身にとって無理をせず自然に弾ける弾き方」です。何かおかしい、と思ったら、その演奏の仕方が本当に自分にとって合っているのかを常に疑ってみておけば、最悪のケースは免れるでしょう。

 


 

ブログを読んだ上での感想、また質問してみたいこと等あれば是非ともこちらよりお便りください。

 



ダリ・インスティテュート「ピアノ教室」
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。